大腸癌の闘病を支える健闘ブログ+病院英語

シンガポール人オットくんが大腸癌になりました。異国での治療に驚きあり、戸惑いあり。病院で使う英単語もシェアしたいと思います。

検査結果

外来に検査結果を聞きに行きました。

この先生はcolorectal surgeonで大腸直腸外科医です。

 

病理検査の結果は、直腸癌で、サイズはかなり大きいです。病理検査の結果には、adenocarcinomaとあったので、腺癌なのですね。

他の臓器への転移はありません。

リンパ転移はあります。筋肉(肛門括約筋)まで達しているので、永久的な人工肛門にしないといけません。まだ若いので、無理に肛門を残さずに再発を防ぎましょう。セカンドオピニオンに行くならば、先生を紹介もできるし、すべての結果をお渡しします。今後の予定は、手術する前に、化学療法+放射線療法を6週間やります。その後6ー8週待ってから腫瘍を取り除く手術します。

勧められた治療は、標準的治療だなぁと思いました。

化学療法はmedical oncologist、放射線療法はradiology oncologist と、担当する医師が違うので、その先生たちにも診察に行く予約をいれました。

 

政府系の病院で、サブシダイズ クラスなので、予約はとりづらいのかと思っていましたが、予約のひとつは翌日、もうひとつは5日後なりました。

 

放射線療法をすると癌が小さくなり、手術がしやすくなるのと転移も防げるという利点があるそうで、癌が小さくなって永久的な人工肛門を造設しなくても済む患者さんが多くなったそうです。

 

オットくんは、「人工肛門とずっと一緒の生活ならば、死んだほうがマシだ。放射線治療はするが、手術はしたくない。」と言ってました。

「はい、人工肛門ですか。わかりました」その場で納得できるはずはなく、もちろんショックです。

オットくんは、どんな状況でも順応し、その中でも楽しみを見つける人なので、いつかは人工肛門を受け入れて治療に前向きになって欲しいです。

 

今日の英単語

病理検査 histopathology

大腸がん colon cancer

直腸がん rectal cancer

永久的人工肛門 permanent stoma

肛門 ans

肛門括約筋 sphincter

抗がん剤+放射線療法 chemoradiotherapy