大腸癌の闘病を支える健闘ブログ+病院英語

シンガポール人オットくんが大腸癌になりました。異国での治療に驚きあり、戸惑いあり。病院で使う英単語もシェアしたいと思います。

ストーマバッグなど 日本とシンガポール

ストーマを着くてから2ヶ月経過しました。

思っていることをつらつら書きます。

 

本人は、ストーマは不便だけど仕方がないと言い、頑張って受容しています。

下痢をしているのもあって、とても気になるようで、しょっちゅうシャツをめくってチェックしています。オナラの音が困るなぁと言っています。

 

シンガポールでは、2ピースをオススメしているみたいです。土台を1週間くらい使って、ストーマバッグを1週間で2枚使うのを推奨されました。1枚洗って交換で使うとか。オットくんは、バッグを3日使って交換し、土台を6日で交換していました。

2ピースの方が長く持つし経済的と言われました。

 

日本では、2ピースの方が高価、土台が硬いのでワンピースの方が快適とかの理由でワンピースが多いような気がするのですが。

 

ちなみにシンガポールでは、コロプラストが一番大きなシェアなようで、次がコンバテック、最近ホリスターが入ってきたようです。

日本のコロプラストのサイトを見ましたら、日本で買えるセンシュラミオはシンガポールでは売っていないです。ストーマナースによると、患者さんからの人気は日本の会社にアルケアだそうです。アルケアはシンガポールには入ってきていないので、個人輸入しているそうです。シンガポールには土台に穴が空いているプレカットのものはないようです。

アルケアのワンピースと2ピースを取り寄せてみます。

日本では消臭潤滑剤が買えますが、なぜかシンガポールでは売っていません。あと、テープ剥離剤もシンガポールではオススメされませんでした。テープが残ってペタペタしたら除光液を使えと言われました。

 

シンガポールは、日本よりマーケットが小さいからか、日本の方が便利グッズやいい製品がいっぱいあると思いました。

 

下痢が始まって、土台を頻回に変えるようになるかも知れないから、オットくんにワンピースをオススメしました。サンプルを1枚貰っていたのでそちらを使いました。

ワンピースの方が土台が柔らかいから快適だそうです。最初は土台を数日で外すのは面倒くさいと断られてましたが、やってみたら全部剥がして洗えるのは衛生的でいいという感想でした。

オットくんとSGHの薬局に行ったらセンシュラのワンピースが売っていなくて、代わりにALTENAのワンピースを買ってきて見ました。これはイレオストミー用です(汗)間違えました。

プラスチックが薄めで臭いが漏れないか心配ですが、下痢をしてるので2日ごとに変えているので、そのまま使っています(笑)

 

手術の時に貧血で体調が悪かったので、体重が71キロでした。今は74キロで体重が増え、ヘソの方にしわが入ってきました。シワを埋めるサンプルでもらった皮膚保護材を少しだけ入れて使っています。

 

手術後はストーマサイズが60mmの穴でしたが、今は35mmでも少し大きめかな?というくらいになりました。

オットくんのストーマは双孔です。放射線治療4週間目くらいから、お尻の方から下痢だからか粘液が出るからなのか、肛門サイドが陰圧になるらしく時々ストーマが内側に引っ張られます。外から見ていると皮膚も引っ張られて生き物みたいです。双孔では良く起こることなんでしょうか??

本人は変な感じがするそうです。来月外科の先生の診察があるので、いつまで続くのか聞いてみようと思います。

 

コロプラストから看護師さん一回ホームvisitが無料だそうです。そろそろ使ってみようかなと思います。