大腸癌の闘病を支える健闘ブログ+病院英語

シンガポール人オットくんが大腸癌になりました。異国での治療に驚きあり、戸惑いあり。病院で使う英単語もシェアしたいと思います。

②放射線治療抗がん剤補助治療が終わりました。

抗がん剤について。

 

カペシタビンという薬を、月曜日〜金曜日まで

1日2回飲みました。6時間以上間隔が空いていればいいとのことで、内服時間は厳密でなくてストレスになりませんでした。

 

カペシタビンは、癌細胞が出す酵素に反応して癌細胞を攻撃する薬だそうです。副作用は食欲不振、吐気とありましたが、それは起こりませんでした。

下痢は、放射線治療直後から夜にかけて起こりました。ロペラマイドという下痢止めを飲みました。下痢による脱水予防に、我が家はポカリスエットを常備、下痢がひどいときに使いました。蜂蜜レモンをよく飲んでいました。

よく起こる副作用は、手足の感覚が鈍ったり赤く晴れたり皮が剥けたり割れたりすることだそうです。手足症候群と呼ばれています。これは予防に保湿剤を塗るしかないそうです。毎日寝る前にurea creamという尿素配合の保湿剤を手足裏に塗って靴下を履いてました。特に症状は起こりませんでした。良かった。

 

抗がん剤というと骨髄抑制のため感染しやすいというイメージが強いです。生モノは食べない、前日作った物は食べないなど食中毒を防ぐようにと薬局で言われました。でもこの薬は骨髄抑制作用はないそうです。食事にそんなに神経質にならなくても大丈夫でした。生モノは1回も食べませんでした。

 

今回の抗がん剤は、飲み忘れだけは気をつけましたが、毎晩保湿剤塗るくらいでそんなにストレスになりませんでした。