大腸癌の闘病を支える健闘ブログ+病院英語

シンガポール人オットくんが大腸癌になりました。異国での治療に驚きあり、戸惑いあり。病院で使う英単語もシェアしたいと思います。

①放射線療法+抗がん剤補助療法が終わりました。

トータル26回の放射線治療が終わりました。

 

放射線を始めて、最初の2週間は貧血が改善せず、立ちくらみが酷かったり、倦怠感がキツく通院も大変そうでした。途中で(4週目くらいから)貧血が改善して、立ちくらみはなくなりました。3週目の血液検査ではヘモグロビンが10まで上がりました。恐らく今はもう少し上がっていると思います。

 最後の回まで治療帰宅後は、すぐ横になって一眠りしないと夕飯が食べられませんでした。

貧血の改善で、体調が楽になったのか、笑顔が増えました。「スーパーに行って買い出しして、料理がしたい」やりたい事も出てきましたが、スーパーに行くだけでぐったり。料理するだけでぐったり。

体力がかなり低下してしまっていて、本人の気持ちに身体がついていけません。41歳と思えないほどの体力低下です。来週からは、お散歩したりして体力をつけて、次の手術に備えるつもりです。

 

放射線治療の副作用の下痢は、3週間目後半からたまに、4週間半ばからは毎日でした。放射線治療後から夜にかけて下痢になり、朝になると固形便になってました。お腹がグルグル違和感があったりストーマから漏れないか心配で安心して眠れない夜があったそうです。こんなに水様便になるのなら、肛門括約筋まで腫瘍があるオットくんの場合は下痢漏れになっちゃうところだったかも知れません。思い切ってストーマにして良かったと思いました。ストーマについては、別途書こうと思います。

 

お尻の皮が剥けると言われていました。オットくんは5週目治療終了の数日前から皮が剥けました。

オットくんはストーマなので便をした後の紙で拭くなどの刺激が少なかったから遅かったのかもしれません。保護軟膏を塗っています。

 

オットくんは慢性腰痛があり、ある時サロンパスを腰に貼って取り忘れて治療をしてしまったらしいです。サロンパスの形で日焼けのあとみたいに黒くなってしまいました。治療される場合は、お気をつけて下さい。胴回りを一周照射させているのか、腰ベルトをしたみたいに日焼け?みたいに黒くなってます。

 

放射線治療が終わって、本人曰く陰毛の上の方が抜けるそうです。照射した部分だけです。

 

放射線治療で50%くらい腫瘍が小さくなったそうです。放射線治療をしてもサイズが変化しない場合もあるそうですが、オットくんの場合は液体がお尻から出ているそうなので、サイズが小さくなっているのかもしれません。放射線治療後4週間くらいは治療効果が続くそうで、もう少し小さくなるかも、だそうです。