大腸癌の闘病を支える健闘ブログ+病院英語

シンガポール人オットくんが大腸癌になりました。異国での治療に驚きあり、戸惑いあり。病院で使う英単語もシェアしたいと思います。

家族が思うこと

なんでオットくんが癌になったんだろう...

何か悪いことしたからなのかな...まだ41歳なのに。

食生活が悪かったのかな...
→もうちょっと嫌いなモノも食べさせる様にしたらよかったのかな...

 

家の風水が悪いのかな...

 

香港ストライキ以来、仕事が上手いってなくて、ストレスで免疫力が下がってしまったのが原因かな...
→オットくんのお尻を叩くべく、私が厳しい事を言い過ぎちゃって追い詰めたのかな...

 

なんで人工肛門にしないといけない位置に出来ちゃったんだろう....

 

なんで、もっと早く発見できなかったんだろう....

→貧血がここまで進む前に何かサインがあったのを見逃してたのかも知れない....

自分が患者になる場合はもっと辛いし怖いのに....

支えていく立場の家族がうつ状態になっている場合ではないから頑張れ....

 

オットくんが居ないと、こんなことを考えて始めて、答えのない無限ループに陥ります。自分の母にボソッと呟いてみましたが、返事をくれませんでした。

 

1週間後に母に言われました。

今や2人に1人は癌になる時代。

何か悪いことをしたからとか癌になる原因はないよ。運が悪くて当たっちゃったんだよ。

どうして癌になったかって考えないで、今からどうやって元気になるか、一歩ずつ前向きになることが大事だよ。

でも、一回底の底まで落ち込んで考えないと前向きになれないから、敢えて何もコメント返ししてくれなかったそうです。

 

ふっと心に響いた言葉でした。

それに、自分を支えてくれる人が居るから大丈夫、大丈夫。